シニアのパートタイムの現状

シニアのパートタイムの雇用は、近年、小売業やコンビニエンスストア、飲食店やファミリーレストランなどで、増加傾向にあります。
景気の好転や団塊の世代の大量退職により、企業は正社員雇用を復活させてきており、若者が正規雇用に流れていることに加え、少子化の影響から、若年労働力そのものが減少しており、シニアのパートタイムの労働力に頼る傾向が強くなってきています。
シニアのパートタイムは、年齢からくるその柔らかい雰囲気から、高齢のお客様でも店に入りやすくなると言う利点があります。
加えて、シニアのパートタイムの良い点は、その経験の豊富さから社会常識が備わっており、接客態度がよく、整理整頓ができるなど、若いスタッフの手本になるなどの、好材料が多くあることです。
シニアのパートタイムを採用する場合、仕事のマニュアルの活字を大きくしたり、イラストなどを多用し、わかりやすくすると言った、工夫が必要です。
シニアのパートタイムの求人が、増加し始めたのは2年位前からで、フリーペーパーの求人情報誌なども、シニア向けの特集やコーナーを組むようになってきています。
若年層のアルバイト・パート人口が、減少傾向にあるのに対して、シニアのパートタイムの・パート人口は増加の方向にあり、経済・雇用情勢がシニアを求めている状況にあると言えるでしょう。